Kamen Rider Fourze
「お前は気にくわねえ。だからダチになる」
天ノ川学園に通う高校生・歌星賢吾(演・高橋龍輝)は登校中に女子高生からラブレターを受け取るが、読まずに捨てる。
そこに通りがかったリーゼント&短ランのバッドボーイ、
それをすごい剣幕で叱りつける。
バッドボーイの名は如月弦太朗(演・福士蒼汰)。
2年B組の転校生だった。
弦太朗は、学校の生徒全員と友達になると宣言。
まず、気にいらない賢吾と友達になると言うが、
「俺と君が友人になる確率はゼロだ」
と言い放つ賢吾。
この二人の出会いが、宇宙の力で戦う仮面ライダー「フォーゼ」を生む。
運命のスイッチは押された!
ヒーロー×学園ドラマ
絶妙ジャンルブレンドが生みだす
新鮮ワールド
宇宙ライダー、いよいよ打ち上げ★
小惑星探査機「はやぶさ」のドラマや、スペースシャトルの引退、若田光一さんがISSの日本人初のコマンダーになることが決定した等、宇宙開発のニュースに注目が 集まっておりますが、今年はガガーリンの人類初の有人宇宙飛行から50年。
仮面ライダーもまたメモリアルイヤー。
今年、生誕40周年を迎えました。
となれば、40周年に相応しいチャレンジで最旬な題材、これはもう「宇宙」しかありません。
仮面ライダーは、ライダー史上初、本格的に「宇宙」に繰り出します。
フォーゼは「宇宙」をモチーフにした仮面ライダー。
合言葉は、「宇宙キターッ!」です。
宇宙服のようなボディ。
ロケットのようなトンガリ頭。
「これが仮面ライダー?」というデザインかもしれません。
このトンガリ頭には、当初関係者の間でも、賛否両論あったのですが(?)、
今では完全にカッコイイということになっております♪
主人公・如月弦太朗を演じるのは「福士蒼汰」くん。
オーディションでお会いした福士くんは、仮面ライダーに対する思い入れが何もない男の子でした。男の子なのにライダーをほぼ全く見たこと無いという、生誕40周年 を否定するような存在だったのですが(笑)、屈託なく笑顔でそれを言える素直さを持ったコです。
顔もいけてる、背も高い、頭もいい。すでに色々な「持っている」からかもしれないのですが、ガツガツしてない。緊張もしない。そんなタイプ。
小さくまとまらない、宇宙ライダーを演じきるスケールの大きさがあります。
「学園の生徒全員と友達になる」というのが弦太朗の行動で、そこが学園ドラマとしての本作の売りなのですが、実際に誰とでも友達になれる人は、福士くんのような「 フラット」な子なのかな、という直感がありました。
彼が演じる如月弦太朗は、「リーゼントで短ラン姿」という、いまどき珍しいファッションです。当初、そのヘアスタイルを「一生馴染まないと思う」と言っていた福士 くんですが、撮影が進んだ今ではリーゼントをすっかり自分のモノにして、主人公の存在感をビンビン発揮。超イケてるということになっております♪
短ランも、ライダーベルトがつけやすくて、イイ感じですよ。
ライダーである福士くんが「宇宙飛行士」だとしたら、彼には仲間が必要です。
宇宙飛行士は一人では絶対に宇宙に行けません。
一人の宇宙飛行士を打ち上げるために、管制室で尽力するスタッフたち、バックアップするスタッフたちがいて、そこにドラマがある。
そんなドラマを、仮面ライダーとして描きたいというのが「宇宙をモチーフにした理由」の一つです。
そんな弦太朗の仲間たち。それはやがて集まっていく「仮面ライダー部」の生徒たち。
キャストも個性豊かな面々が集まりました。みんな魅力的なコたちです。
現場は本当の学校みたいで、日々ヤイヤイ撮影しています。
弦太朗と仲間たちの活躍にご期待いただきたいと思います。
スタッフも新鮮です。
脚本は、中島かずきさん。熱くてイキな台詞にご注目。
監督は、坂本浩一さん。ハリウッドアクション全開です。
怪人デザインは、漫画家の麻宮騎亜さん。美しく恐ろしい「ゾディアーツ」をデザインしてくれました。
テレビシリーズのメインスタッフとしては、みんな初です。
現場スタッフも一丸となって今、「宇宙ライダー」と「学園ドラマ」を融合させています。
かつてない新しい見心地!
『仮面ライダーフォーゼ』にご期待ください!!
脚本 中島かずき 監督 坂本浩一
And here's the preview from the ending of OOO episode 48