軍鶏ヤミーの攻撃によって傷ついてしまった信吾の身体。
戦っていればこういう危険もあることを、映司は思い知るのだった。
ヤミーの親は、町内会長ではなく、その妻だった。
「人を支配するって気持ちいい・・・」
その欲はさらにエスカレートし、街は異常な規則に支配されていく。
そして、映司、アンクも店を追い出され・・・。
○アンクと信吾
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映 司「どうする?アンクに出てってもらう?」
比 奈「・・・・・・」
アンク、半アンクとなる。
比 奈「もう少しお兄ちゃんと一緒にいて」
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36話(田崎組)病院でのラスト。
アンクが離れても、信吾の命にかかわらないことがわかった時のやり取りです。
この回の台本は毛利さんだったのですが、40話はこれをがっちり受けての話です。
信吾の身体がいわば、人質でもあった映司とアンクの関係。
状況も変わっていきますが、実はアンク自身も変わってきています。
それが何によるものなのか。
ここからは前後編というよりは、大きなストーリーのうねりになっていきます。
40話、3人の関係を、情緒的な音楽、画面構成で見せます。まるで映画のよう。さすが石田組!(石田監督はお時間のある時はいつも映画館にいて、かつては年300本以上は普通に観ていたそうです)
比奈ちゃんの熱演も美しいです。どうぞお楽しみに。
脚本:小林靖子 監督:石田秀範